JR御殿場駅からバスに乗り、約25分で登山道須走口（須走宮上）に着きます。 ここから歩き始めるか、もしくは、 登山バスで新五合目まで登り、そこから歩き始めることもできます。 このコースはこどもからお年寄りまで安心して登ることができるルートとなっています。 須走口の入口にある浅間神社には、20mもあるスギの大木がそびえ、 また、県の天然記念物にもなっているハルニレの巨木があります。 新五合目までは完全舗装で、道の両側は自衛隊の東富士演習場ですが、見通しの良いところからは、 山麓のススキ草原や雑木林が見えます。
新五合目の茶屋の前を北の方（古御岳神社の天狗堂の方向）へ進むと、 小富士方向への標識が見えます。 小富士あたりの砂れきは、大きさの違った大小の砂れきが交互に並び、 縞（しま）模様を作っているのが特徴です。 小富士は標高1900mで、ここから富士山を眺めると、 雄大なその姿が目の前に広がり、山中湖、河口湖も眼下に望めます、 また、下山道は、七合目から砂払五合目までに砂走りができるので、 ほかの登山道から来た登山者も、多くの人がここから下山します。
コケモモ、ムラサキモメンヅル、イワオウギ、ミヤマオトコヨモギ、 ツバメオモト、タケシマラン、コイチヤクソウ、フジハタザオ、フジアザミなど
イワヒバリ、ウソ、ホシガラス、カヤクグリ、ビンズイ、ルリビタキ、 サメビタキ、コガラ、ミソサザイ、アカハラ、アオバト、キクイタダキなど
フジハタザオ
カニコウモリ
イワヒバリ
富士山を登る人たちに