出典:富士山の自然と恵み(静岡県)
知っておきたい富士山まめ知識
服装と持ち物
直射日光が強く、寒暖の差が大きいので、ひさしのある帽子や長袖シャツ、冬物のセーターなどを用意しましょう。
岩や砂れきで足下が不安定ですので、履きなれた歩きやすい登山にふさわしい靴を用意しましょう。
風雨が強いと雨が下から吹き上げることもあり、上下別のセパレート型のカッパを用意するとよいでしょう。
夜間登山用に懐中電灯は必ず携行し、出発前の電池の確認は忘れずに。
水筒には1人1リットルほどの飲料水の用意を。
ルールとマナー
大切な富士山に親しみ、語り伝えていくためには、ルールやマナーを守ることが最低条件です。
富士山の動植物は私たちの貴重な財産です。
すべての生きものと接する際には十分気を配りましょう。
地域や植物の種類によっては採取すると法律により罰せられます。
菓子の空き袋、食品の容器、空き缶など、ゴミは必ず自分で持ち帰りましょう。
富士山のトイレでは、水に溶けないティッシュペーパーは使えません
必ずトイレットペーパーを使いましょう。(水に溶けるティッシュペーパーは使えます)
登山の注意
高山病には十分注意しましょう。(富士山の気圧は平地の3分の2位です)
万一、雷が接近してきたり、天候の急変を感じたら、早めに最寄りの山小屋に避難して下さい。
濃霧が発生したらその場で休止し、霧の晴れるのを待って出発しましょう。
落石などの恐れがあるので、必ず登山道を歩き、石やゴミなどを蹴ったり投げてはいけません。