【団体詳細】NPO富士山・御殿場ガイド「御厨の風」 TEL:0550-83-2030
富士山の街「御殿場」には、富士山に憧れ、癒しと感動を求め、全国から多くの人が訪れます。その多くの人たちの様々なニーズに可能な限り応えつつ、富士山の自然や景観、文化などのガイドを行っています。
ここでは、11月3日に行った「富士山巨樹巨木自然林散策の会」の様子についてご紹介します。 コース:富士山御殿場口新五合目 - 幕岩 - 巨樹巨木自然林 - 須山御胎内 - 水ケ塚 参加者:34名(一般公募18名、会員16名)
富士山南東斜面は自然林の宝庫です。散策の道の両側には、ハウチワ カエデ、サルナシ、ナナカマドなどの木々が繁茂し、道は、さながら 落ち葉のじゅうたんのようです。雑木林の先には、ミズナラ、ブナなど の巨樹巨木の自然林が威容を誇るかのように続きます。
落ち葉のじゅうたん
幕岩での集合写真
江戸時代から信仰の地として、 幾体かの石仏が安置されていた という幕岩は、富士山噴火の歴 史の中で刻まれた溶岩壁で、 御殿場市観光12選にも選ばれています。
歩きながら、ミズナラやブナなどの巨樹巨木の樹種や 特性についての解説も行いました。
辺りはひんやりとした初冬の冷気と自然林の醸し出す 霊気が溶け合うような不思議な世界でした。
富士山の巨樹巨木の自然林は失ってはならない宝物だと思います。
解説の様子