身近かな自然を知り残していこう 富士宮自然観察の会



私たちは毎月1回自然観察会を行っています。

4月 春の野草観察とゴミ拾い−カタクリを鑑賞し往復の道のゴミ拾い。
5月 麓川の水辺観察−毛無山を源流とする川辺を観察。金山奉行であった竹川家で歴史の話をきく。
6月 宝永山と遊歩道を歩く。新五合目駐車場より快晴の宝永山火口や遊歩道の野草観察。
7月 バス観察会八島ヶ原湿原と霧ヶ峰高原−年1回のバスハイクは好評で二ッコウキスゲ満開、湿原の花を観察。
8月 富士宮市主催、親子森の観察の講師派遣、二つ塚周辺の自然観察。
9月 小田貫湿原の野草とゴミ調査−視覚障害者と五感による観察とゴミを拾い内容を調べ、 データを東京のクリーンアップ事務局へ報告。
10月 ドングリ稚樹の採取と苗場植え−森づくり行事共催、ブナ・ミズナラの種子なし。
11月 ドングリ稚樹の採取と苗場植え−森づくり行事共催、ナ・ミズナラの種子なし、苗場の草取り 日米草の根サミット富士宮分科会−企画講話指導、富士山西臼塚の自然観察と植栽体験。

この他に朝霧高原特有の野草の移植保全活動、 種子採取と育苗による増殖活動、田貫湖畔の湿地帯保全活動、 開発地への植栽は自生種を要望し実施、ふじさんネットワーク幹事委任、 など自然を楽しむとともに保全に取り組んでいる。

私たちは自然を楽しむに当たり、まず保全がありそれにどう接していくかと考えていますが、 自然を大切にしようと言いながら、利用だけしているのが実情のようです。 野草、薬草、キノコ、山菜、木の実、稚樹など相変わらず 採る人を見ることが多い。缶や弁当のカラ、タバコのすいがらなどのゴミも散乱している。