富士山の自然を守り育てる 富士急行株式会社



【団体詳細】富士急行株式会社

当社は創業以来「富士山の自然を守り育てる」を経営理念の一つにかかげ、 様々な環境保全活動に力を入れて取り組んできましたが、そのいくつかの事例をご紹介いたします。

CNGバス、アイドリングストップバスの導入

平成7年、当社は国立公園地域では全国で初めてCNGバス 「エバーグリーンシャトル」を導入しました。 窒素酸化物や黒煙のまったく出ないクリーンなこのバスは富士登山バスを中心に運行しており、 現在富士急グループで15両保有しています。

一方、従来のバス車両の運行においても信号待ちや停 車時にはアイドリングストップを励行、車両の更新にあたっては アイドリングストップ装置の付いた車両を順次導入しています。

「富士急記念の森林(もり)」の造成

平成3年、会社創立65周年事業の一環として、 富士宮市の富士山国有林に「富士急記念の森林(もり)」 を造成しました。これは富士山の自然を守り育ててきた当社が、 林野庁の推進している「国民参加の森づくり」に参加したもので、 富士山の自然植生に適した樹木を植栽し、 60年にわたって育て上げていくものです。毎年、新入社員の手で下草刈りや植え付け整備が行われています。

有料道路での低公害車両通行料割引制度の実施

当社は裾野市で総延長8.5kmの有料道路 「南富士エバーグリーンライン」を経営していますが、 昨年4月から全国の有料道路で初めて、 低公害車両を対象にした通行料の割引を開始しました。 電気自動車、天然ガス自動車、ハイブリット自動車、メタノール自動車を対象に通行料を4割引にしています。

鉄道・バス業界初、ISO14001認証取得

昨年1月、本社(山梨県富士吉田市)及び東京本社(東京都渋谷区) で環境マネジメントの国際規格である「ISO14001」の認証を全国の鉄道・バス業界で初めて取得しました。

今後とも、永遠のテーマである環境保全について全社をあげて取り組んでまいります。