Mt. Fuji polishing strategy
富士山みがきあげ作戦



活動事例
参加者:森永乳業株式会社 富士工場
実施日:令和2年4月24日(金)10時00分から10時30分
場 所:富士宮市中里東町周辺
状 況:
【ごみの種類】
①カン類             5個
②ビン類             5個
③ペットボトル類         5個
④袋類(コンビニ・スーパー等) 10個
⑤袋類(菓子・食品等)     10個
⑥タバコの吸殻         20個
⑦その他
 ペットボトル以外の飲料容器   5個
 ティッシュペーパー等の紙くず  5個
【ごみが多く見られた場所】
歩道(袋類等)
川沿い(缶類等)
側溝(缶類等)
【活動中に気が付いた点】
新型コロナのせいか全体的にゴミの量が少なく感じた。
清掃は定期的に行う事が大事だと感じた。
腕章を付けると、外回り時には車等に目立ちやすく事故が起きにくいと感じた。
近隣の方にも声を掛けられ、コミュニケーションが図られる。
参加者:キリンディスティラリー株式会社
実施日:令和2年4月8日(水)15 時45分~16時45分
場 所:御殿場市柴怒田地区(キリンディスティラリー㈱周辺道路1.7㎞)
状 況:
【ごみの種類】
①カン類            670g
②ビン類            230g
③ペットボトル類        600g
④袋類(コンビニ・スーパー等)  50g
⑤袋類(菓子・食品等)      0g
⑥タバコの吸殻          60g
⑦その他
 可燃物             2165g
 不燃物            160g
【ごみが多く見られた場所】
国道沿い
民家前
【活動中に気が付いた点】
森の中や見通しの悪いところにごみが多い(大きな看板などが投げ捨てられている)
「ごみを捨てるな」の看板が捨てられている
参加者:キリンディスティラリー株式会社
実施日:令和2年3月11日(水)、3月25日(水)各13時~14時
場 所:御殿場市柴怒田地区(キリンディスティラリー㈱周辺道路1.7㎞)
状 況:
【ごみの種類】
①カン類 325g 215g
②ビン類 355g 510g
③ペットボトル類 385g 210g
④袋類(コンビニ・スーパー等)  0g 400g
⑤袋類(菓子・食品等) 0g 0g
⑥タバコの吸殻 160g 115g
⑦その他
可燃物 2530g 2580g
不燃物 1785g  595g
【ごみが多く見られた場所】
バス停
国道歩道沿い法面
T字路
【活動中に気が付いた点】
バス停に吸い殻が多い
国道の上り車線沿いのごみが多い。渋滞の影響か?
民家の前の歩道にもごみが多い
参加者:株式会社 美幸輝(みゆき)(16人)
実施日:令和元年12月27日(木) 13時00分から14時30分
場 所:駿東郡小山町 富士スピードウェイ~棚頭工業団地~総合運動公園
状 況:
【ごみの種類】
①カン類:26個
②ビン類:2個
③ペットボトル類:18個
④袋類(コンビニ・スーパー等):4枚
⑤袋類(菓子・食品等):33枚
⑥タバコの吸殻:60本
⑦その他
 紙くず、ビニル、プラスチック :45個
【ごみが多く見られた場所】
道路沿いの側溝
工事現場付近
林の中
コンビニの駐車場周辺
大通りの交差点
【活動中に気が付いた点】
たばこの吸い殻は探せばいくらでも見つかる。
工事現場に運搬される土の中にごみが混ざっている。
不法投棄と思われる粗大ごみが林の中にあった。
社内のコミュニケーション活性化につながる活動になりました。
オリンピック自転車ロードレースのコース周辺ためごみの無い状態で開催してほしい。
【ごみを捨てさせない方法】
・ゴミ拾い活動を通りがかりの人達に見てもらう。
・常にゴミの無い清潔な状態を保つことでポイ捨ての抑制になる。
・ポイ捨て禁止看板の設置。(古い看板は効果が無い)
・地域や企業でのマナーやモラルの教育。
・ポイ捨ての刑罰を厳しくする。
・このような活動を地道に継続。
・子供たちへの積極的な環境教育。
・公共ゴミ回収ステーションの設置。(ポイ捨てされるよりは良い)
・飲料缶の表面に目立つように「ポイ捨て禁止」の表記をする。
 (商品価値が下がるが)
・過剰な包装を徐々にやめる。
・道路に面する林の手入れを行なう。
参加者:森永乳業株式会社 富士工場(21人)
実施日:令和元年12月23日(月)10時00分~10時30分
場 所:富士宮市中里東町周辺
状 況:
【ごみの種類】
①カン類:10個
②ビン類:10個
③ペットボトル類:10個
④袋類(コンビニ・スーパー等):20個
⑤袋類(菓子・食品等):20個
⑥タバコの吸殻:40本
⑦その他 ペットボトル以外の飲料容器:10個
     ティッシュペーパー等の紙くず :10個
【ごみが多く見られた場所】
歩道(タバコの吸い殻等)
川沿い(タバコの吸い殻等)
側溝(タバコの吸い殻等)
【活動中に気が付いた点】
忘年会等の飲食する機会が多かったせいか全体的にゴミの量が多く感じた。
清掃は定期的に行う事が大事だと感じた。
腕章を付けると、外回り時には車等に目立ちやすく事故が起きにくいと感じた。
近隣の方にも声を掛けられ、コミュニケーションが図られる。
【ゴミを捨てさせない方法】
・1人1人がごみを捨てないという意識を育てる啓蒙活動
・企業が合同で開催する清掃活動の実施
・常時、綺麗な状態を保つことで、ごみを捨てさせない、捨てられない環境にする
参加者:キリンディスティラリー株式会社(10/9 16名、10/23 6名)
実施日:令和元年10月9日、10月23日 各15時45分~16時45分
場 所:御殿場市柴怒田地区(キリンディスティラリー㈱周辺道路1.7㎞)
状 況:
【ごみの種類】
①カン類 50g   400g
②ビン類 0g   620g
③ペットボトル類 35g   245g
④袋類(コンビニ・スーパー等)  3g   250g
⑤袋類(菓子・食品等) 115g  115g
⑥タバコの吸殻  55g   55g
⑦その他
    可燃物 455g  2680g
     不燃物 185g  2440g
【ごみが多く見られた場所】
まんべんなくごみが落ちていた。
コンビニ横
【活動中に気が付いた点】
タイヤ2本放置あり。
R138の交通量が多く、恐怖を感じる。
雑草が多い。
【ゴミを捨てさせない方法】
・きれいな状態を保つ
  近隣企業、住民を巻き込み清掃活動を継続する
  木の伐採、不要物を撤去し、花を植えて歩道をきれいに保つ。
・鳥居、十字架、お地蔵様などをたくさん置いて心理的にポイ捨て抑制
・外灯を設置して、夜間明るく、捨てにくい状況を作る
・歩道、茂みの草刈りをしてごみが隠れてしまう状況を作らない
・道路拡幅、交通渋滞緩和で運転手にポイ捨ての機会を与えない
・看板による呼びかけ
  バス停、コンビニエンスストア、道路のカーブになっているところ、車が一旦停止するような場所に設置。地元小学校などに協力してもらい、子供のメッセージ、絵で訴える
・監視カメラを設置してポイ捨て抑制
  ゴミが多い場所、コンビニ前にカメラを設置。ダミーの場合は、
・ポイ捨ては罰金にして、環境保全の費用に充てる。
  ドライバーのポイ捨ては監視カメラを設置して、車のナンバーを公表する。
・ドライバーや、子供、社員教育
・空き缶、PETボトルなどリサイクルするとお金が戻ってくるごみ箱を設置する。
  また、近くにそういったごみ箱があることを案内表示する。
・その他
  (たばこのポイ捨てに関し)たばこをやめる。
  ゴミにならない資材を開発する。
  公衆トイレを設置する
  監視見回り実施
参加者:キヤノン株式会社 富士裾野リサーチパーク 12名
実施日:令和元年10月30日(水) 9時15分から10時15分
場 所:キヤノン㈱富士裾野リサーチパーク~深良用水(かんがい施設遺産)
状 況:
【ごみの種類】
①カン類 500g
②ビン類 1,000g
③ペットボトル類 500g
④袋類(コンビニ・スーパー等) 500g
⑤袋類(菓子・食品等) 300g
⑥タバコの吸殻  -g
⑦その他
     可燃物  -g
     不燃物       2,000g
【ごみが多く見られた場所】
深良用水(かんがい施設遺産)周辺
【活動中に気が付いた点】
深良用水(かんがい施設遺産)周辺は特に不法投棄されているように感じた。
人や車の通りが少ないなかで、一ヵ所に大量のペットボトル・ビン・プラスチックの容器包装 (お菓子の袋、レジ袋等)が捨てられていたことから、あえてこの場所に捨てていく人がいるのではないかと思った。
人や車の通りが少ない道路であり、かつ山道で鬱蒼としているため 心理的に捨てやすいのかもしれない。
参加者:キリンディスティラリー株式会社(9/11 18名、9/25 23名)
実施日:令和元年9月11日、9月25日 各15時45分~16時45分
場 所:御殿場市柴怒田地区(キリンディスティラリー㈱周辺道路1.7㎞)
状 況:
【ごみの種類】
①カン類 185g   255g
②ビン類   0g    0g
③ペットボトル類 185g   185g
④袋類(コンビニ・スーパー等)155g   150g
⑤袋類(菓子・食品等)  90g  115g
⑥タバコの吸殻  90g   80g
⑦その他
可燃物  820g  2045g
     不燃物    0g   765g
【ごみが多く見られた場所】
道路に自動車事故後の破片が散らばっていた
【活動中に気が付いた点】
意外にごみが少ない
参加者:キリンディスティラリー株式会社(6名)
実施日:令和元年8月29日 15時45分~16時45分
場 所:御殿場市柴怒田地区(キリンディスティラリー㈱周辺道路1.7㎞)
状 況:
【ごみの種類】
①カン類 210g
②ビン類   0g
③ペットボトル類 235g
④袋類(コンビニ・スーパー等)270g
⑤袋類(菓子・食品等)   0g
⑥タバコの吸殻  60g
⑦その他
 可燃物  550g
【ごみが多く見られた場所】
他企業入口
【活動中に気が付いた点】
たばこの吸い殻が多い。
参加者:株式会社虎屋 御殿場工場(53人)
実施日:令和元年8月26日(月)16時10分~18時
場 所:株式会社虎屋 御殿場工場 周辺道路 実施延長 約15.6km
状 況:
【ごみの種類】
①カン類:13kg
②ビン類:2kg
③ペットボトル類:3kg
④袋類(コンビニ・スーパー等):8kg
⑤袋類(菓子・食品等):8kg
⑥タバコの吸殻:1kg
⑦その他不燃ゴミ(ガラス、ゴム製の廃棄物) 5kg
【ごみが多く見られた場所】
交通量の多い道路では、道路脇の草むらや蓋が無い側溝において、飲料容器(缶・ペットボトル)や、タバコの吸殻・ケース、プラスチックの容器包装(お菓子の袋、コンビニ弁当、レジ袋等)のゴミが多く見受けられた。
住宅地付近の生活道路では、タバコの吸殻が若干落ちている程度だった。
【活動中に気が付いた点】
交通量の多い板妻北交差点~永塚の交差点(添付地図のD班ルート参照)では、捨てられているゴミの量が比較的多かった。その理由として、以下の三点が考えられる。
① 交通量が多いため、ゴミのポイ捨ての発生件数が多い。
② 歩道が整備されておらず、側溝に蓋が無い区間では、側溝にゴミが投げ入れられやすい。
③ 道路のすぐ脇の草むらが生い茂っているためゴミが見えず、心理的に捨てやすい状況になっている。

よって、側溝や歩道の整備や道路脇の草木の手入れを行うことによって、ゴミのポイ捨てを減らすことができると思われる。
また、近年、プラスチックによる環境汚染の問題が注目を浴びている。街中で捨てられたゴミが地域の景観悪化に繋がるだけでなく、風で飛ばされたゴミが側溝から川へと流れて海にたどり着き、マイクロプラスチックとなる問題も指摘されている。地域の環境美化という目的だけでなく、地球規模の環境問題という意味合いでも、ポイ捨てを減らすための取組みが必要だと考えられる。
富士山みがきあげ作戦への認定と、傷害保険の加入、ありがとうございます。
今後も、地域の皆さんへの感
謝と、富士山の麓の環境保全を目的に、継続的に清掃
活動を実施してまいります。
【ごみを捨てさせない方法】
・道路の整備
側溝に蓋が無く開放状態の箇所はごみが多いが、側溝に蓋がされ、かつ歩道がきちんと整備されている道路についてはごみが少ない。そのため、特に交通量の多い道路については、早めの整備を行うことによって、捨てられるごみの量を大きく減らすことができると思われる。
・道路周辺のこまめな草刈
道路脇の草むらにも多くのごみが見受けられた。側溝と同様、ごみが隠せてしまう箇所では心理的にごみが捨てやすいと考えられる。そのため、道路脇の草むらをきちんと刈って整備することによって、ポイ捨ての防止に繋がると思われる。
・ごみ箱の設置数増加
10月の軽減税率制度導入により飲食料品の持ち帰りが増えると、テイクアウト用の容器包装のポイ捨てが増加する恐れがある。そのため、公共の場所(公園等)のゴミ箱の設置数を増加するなど、制度導入により予想される影響に対して、行政としても、ゴミの回収の仕組みを強化していく等の対応が必要ではないかと思われる。

※プラスチックゴミに関して
・生分解性の容器包装の普及
ポイ捨てされたプラスチックゴミによる環境への悪影響が、最小限に抑えられるようにするために、生分解性プラスチックの容器包装の普及を進めることも必要であると思われる。
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